どんな立地の薬局も 本質は変わらない
入社後、最初に配属されたのは地域医療の核となる総合病院の門前で、現在はクリニックの門前で働いています。学生時代は漠然と「若いうちは総合病院前で幅広く勉強したい」と考えていました。しかし、二つの店舗で実際に働いてみて感じるのは、「患者さまとしっかり向き合い、知識を還元すること」が薬剤師の仕事の本質であり、これはどんな環境の店舗でも、どんなに忙しくても変わらないということ。それからは「地域で必要とされる薬剤師になりたい」と思うようになりました。
クリニックに来られる患者さまの中には、もともと総合病院に通っていた方が多数いらっしゃいます。そういった背景を見つつも、いかに患者さまが希望される暮らしに近づけるお手伝いができるか。大きな病院を出て、日常に、地域に戻ってきたからこそのクリニックであり、薬剤師は患者さまの「現在」だけを見るのではなく、過去・現在・未来を一緒に考えていくのが仕事だと考えています。